食事には気を使っているのに、なぜか痩せない…。 その原因、もしかしたら毎日何気なく飲んでいる「飲み物」にあるかもしれません。
固形の食べ物と違い、飲み物のカロリーや糖質は「お腹にたまらない」ため、無意識のうちに摂りすぎてしまいがち。実は、ダイエット成功の鍵は、この「液体カロリー」を制することにあるのです。
この記事では、あなたのダイエットを加速させる「痩せる飲み物」と、努力を水の泡にしてしまう「太る飲み物」を徹底解説。今日からできる簡単な習慣で、痩せやすい体質を手に入れましょう！
まず知ってほしい「液体カロリー」の恐ろしいワナ
同じカロリーでも、食べ物から摂るカロリーと飲み物から摂るカロリーでは、体に与える影響が大きく異なります。
飲み物に含まれる砂糖（果糖ブドウ糖液糖など）は、体に吸収されるスピードが非常に速く、血糖値を急上昇させます。すると、血糖値を下げるために「インスリン」というホルモンが大量に分泌され、余った糖を脂肪として体に溜め込んでしまうのです。
さらに、液体は満腹感を得にくいため、「飲んだ分、食事を減らそう」とはなりにくいのが厄介な点。知らず知らずのうちに、カロリーオーバーを招いてしまいます。
ダイエット中は絶対NG！避けるべき「太る飲み物」5選
まずはこちらからチェック。もし日常的に飲んでいたら、今すぐ見直しましょう。
- 市販の野菜ジュース・フルーツジュース 「健康的」なイメージがありますが、製造過程で食物繊維が失われ、果物の糖分が凝縮されているものがほとんど。飲むサラダではなく「飲む砂糖水」に近いと考えましょう。
- 甘いカフェラテ・加糖の缶コーヒー おしゃれなカフェの甘いラテや、自販機の缶コーヒーには、スティックシュガー10本分以上の砂糖が含まれていることも。コーヒーブレイクが、脂肪を蓄える時間に変わってしまいます。
- スポーツドリンク 激しい運動時の水分・ミネラル補給には有効ですが、糖分も多く含まれています。デスクワーク中などの日常的な水分補給には不向きです。
- 「カロリーゼロ」飲料 カロリーはなくても、人工甘味料の強い甘みに慣れると、より強い甘みを欲するようになるという指摘も。依存しすぎず、たまの楽しみに留めるのが賢明です。
- アルコール ビールやカクテルは糖質が多く、カロリーも高いです。「エンプティカロリー」と言われ栄養がないだけでなく、食欲を増進させ、理性を失わせる効果も…。おつまみの食べ過ぎにも繋がります。
ダイエットの最強の味方！積極的に飲みたい「痩せる飲み物」5選
では、代わりに何を飲めばいいのか？ダイエットを力強くサポートしてくれる飲み物はこちらです。
- 水 まさに最強のゼロカロリー飲料。体の代謝をスムーズにし、老廃物の排出を促します。1日1.5〜2リットルを目安に、こまめに飲む習慣をつけましょう。味に飽きたらレモンやミントを加えるのもおすすめです。
- 緑茶 緑茶に含まれる「カテキン」には、脂肪の燃焼を助ける働きがあることが知られています。運動前に飲むのも効果的です。
- ブラックコーヒー コーヒーに含まれる「カフェイン」には、交感神経を刺激して代謝を活発にし、脂肪燃焼を促進する効果が期待できます。もちろん、砂糖やミルクは入れずにブラックで。
- ハーブティー ルイボスティー、ペパーミントティー、カモミールティーなど、ノンカフェインでカロリーゼロ。リラックス効果も高く、ストレスによる暴食を防ぐのにも役立ちます。
- プロテイン 筋肉の材料となるタンパク質を手軽に補給できます。間食代わりや、運動後に飲むことで、筋肉量を維持し、代謝の高い体をキープするのに役立ちます。
まとめ：飲み物を変えれば、体は変わる
いかがでしたか？ 厳しい食事制限や激しい運動を始める前に、まずは毎日飲むものを「水」か「お茶」に変えてみてください。
それだけで、1日の摂取カロリーを大幅に減らすことができます。 飲み物を制する者が、ダイエットを制す。今日の一杯から、あなたの体改革を始めてみましょう！
